アリオレスについての質疑のうち、代表的な質疑を集めました
北斗七星の5番目の星が『アリオト』と呼ばれ、磁気を帯びた星と言われております。
この星の名前から『アリオレス』と命名しました。
約2,000事業所での実績があります。(工場、各種ビル、マンション、ホテル、一般家庭)
管体に磁界部と電界部を装着することにより管内に磁力線が発生します。この磁力線を流体が通過する事により管壁に沿って電流が発生し、電気分解が起きます。この電気分解により、徐々にスケールなどの付着生成物が剥離・溶解します。(ファラデーの電磁誘導の法則)
また、アリオレスは他の製品に類の無い、電界部からの微弱電流を加える事により、より一層の効果を発揮します。この独自の方法により特許を取得しています。
磁界の中を誘電性物質が動くと、その物体内に起電力が発生します。また、反対に磁力線の中に物体を置いて、電流を通すと物体が動きます。
設置場所の環境により異なりますが、20年間ノーメンテで稼動しているところもあります。
ほとんど必要ありません。電源ランプを確認して頂き、正常に作動しているか確認して頂くだけで結構です。
水により、スケールの原因となる溶存物質の量が違いますので効果への時間に差が出る事はありますが、基本的にどの水(流体)にも効果はあります。
効果はあります。流体物は全て電磁誘導の対象となります。
ファラデーの法則は、物質が動く事により成り立ちます。配管内部の流体の動きがあれば効果はあります。
スケールの付着・固着度合いにより異なります。通常3ヶ月~6ヶ月を目安にしております。
レジオネラ菌はスケールやスライムなどの付着生成物を温床としております。アリオレスはこの温床を剥離しますので、結果レジオネラ菌の減少につながります。しかし菌自体を殺菌する事は出来ません。
効果はありません。冷却塔は場所によって、日光の当たる箇所があります。これらの箇所においては光合成により藻は成長します。
一過性の場合は水に溶け、流れ出します。しかし、冷却水等の循環水の場合は濃縮されたままで循環されますので、補給水の増強やブローによる水の取替え、またY型ストレーナーによる確認をお願いしております。
影響はありません。スケールなどの付着生成物は元々水に含まれている溶存物質でありますので心配ありません。しかも、アリオレスはこの付着生成物を徐々に且つ少しずつ溶解いたします。
いずれ必要なくなります。配管内のスケールが全て溶解・剥離されれば必要なくなりますが、アリオレスの効果は多少の時間を要しますので、スケールの付着度合いによってはその間、薬注をしている場合もあります。
下記の通りです。
流体がアリオレス装着箇所を通過する限り持続いたします。
水の中の塩素濃度を低くする事は出来ませんが、電磁誘導による水の物理特性が変化する事に より次亜塩素酸の揮発や溶解状態が変化し、塩素臭が軽減いたします。
S型 ~ 6V・80mA A・L型 ~ 10V・800mAが標準設定になっておりますのでこの値から変更しないで下さい。
影響はありません。アリオレスの作動原理上、磁界部は静磁界であり、電界部から発生する微弱電流の変化もわずかな為、電磁波を発生することはありません。
15A~250Aまで対応しております。(カタログ参照をお願い致します。)
M型(家庭用) 15A・20A・25A
S型 20A・25A・32A・40A
A型 50A・65A・80A
L型 100A・125A・150A・200A・250A
LL型 300A・350A・400A(受注生産)
可能です。しかし塩ビ管やステンレス管など磁石がつかない配管についてはスチールカバーなど配管にカバーを取り付ける事が必要です。
ありません。磁石のみの製品は多々ありますが、アリオレスのような電気と磁石の相乗効果を利用した製品は他には類のない特許製品です。
水中の硬度成分(カルシウム・マグネシウム分)やケイ酸などの、溶存物質が配管内部に付着し、硬化したものです。
スケールの付着は配管の寿命を縮めるばかりでなく熱交換器、凝縮機等の熱交換効果を低下させ、エネルギーの損失を招きます。また、配管の洗浄作業や、更新工事による多大な出費をもたらす大きな原因になります。
電気と磁力によって出来る力。
一般に黒錆と呼ばれる四三酸化鉄で、非常に硬い強磁性の物質です。水や酸にも溶けにくく、酸素や塩素にも犯されず、殺菌剤の塩素に強く、配管内面に生成されれば頑強な不動態を示し水に溶けにくいばかりか配管強度をも増す利点がある理想的な防錆膜です。
スケールの中にあるカルシウム分(炭酸カルシウム)の結晶の種類です。針状結晶は近くにある物質を取込みながら咬みあうように成長する為、管壁に固着し硬い結晶のスケールとなります。一方、六方結晶は針状結晶に対し比較的流体の状態に近く、水中に分散し易い性質です。
(アルゴナイト=硬い結晶 : カルサイト=やわらかい結晶)
影響ありません。作動原理上、磁界部は静電界であり、電界部から発生する微弱電流の変化も僅かな為、誘導電流・電磁波を発生する事はありません。
電界部から発生する微弱電流は、流体内に存在する電荷により発生する電流を強める作用と、配管内壁に点在する局部電池を中和する作用があります。
アリオレスは、導体である配管に沿って拡がり、配管内壁に作用するため、電気分解や電蝕のモデル図の様な陰極部分、陽極部分が発生しません。よって特定の部位が陰極となり電気腐食を起こす事は無いと考えられます。